海外旅行保険付帯のクレジットカード     使い倒し体験記 in China

中国在住4年目、幾多のトラブルで日本人用キャッシュレス対応病院や、地元の病院、救急車体験を日々増幅中。 現地の医療費、保険金請求方法、賢い海外旅行保険の選び方も写真を交えて一挙大公開。

海外旅行保険の選び方

海外旅行保険の選び方③渡航先、期間、目的に合わせてセレクトしよう

保険の選び方




最近の海外旅行保険は、カバーするリスクや補償額などによって、さまざまなものが登場しています。傷害・疾病治療や賠償責任、携行品損害などの代表的な補償を組み合わせたものが一般的ですが、渡航先や期間、目的などによって、自分にもっとも適したプランを選びたいものです。


「セットプラン」or「フリープラン」

基本的な補償をセットにした「セットプラン」は、傷害治療、疾病治療、傷害死亡、疾病死亡、賠償責任、携行品損害、救援者費用などを含んでおり、通常の旅行の場合はこれでほとんどがカバーされます。保険料は渡航先や旅行日数によって決まります。留守宅家財盗難や緊急一時帰国費用はセットに組み込まれているものは少なく、セットプランにオプションとして加えられます。

これに対し、補償項目や補償額を個別に選べるのが「フリープラン」です。賠償責任額を大きくしたいなど特定の補償に重点をおきたい場合や、クレジットカードに付帯している保険と併用する場合などに向いています。

家族旅行に便利なファミリープラン

お盆休みや年末年始、ゴールデンウィークは家族で海外旅行という人も多いでしょう。このように夫婦や家族が同一行程で旅行する場合は「ファミリープラン」が一考にあたいします。セットプランの一種ですが、賠償責任や携行品損害、救援者費用などが共通となり保険料が割安になっています。加入の手間が少なくてすむメリットもあります。

海外で長期生活するときの保険

留学などで3か月以上海外に滞在するときは、長期滞在者向けの保険を選びます。短期の旅行に比べて病気やケガの可能性は大きくなりますし、一般の保険ではカバーされないアパートなど滞在先の家財の盗難に対する補償も考える必要があります。
長期生活向けにもセットプランとフリープランがありますが、留学の場合は学校の保険があるケースもあり、自分に必要な補償をきちんと把握して選ぶことが重要でしょう。


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海外旅行保険の選び方②強化しておきたい補償

加入しておきたい補償


海外旅行保険は転ばぬ先のつえですから、加入した保険を使わずにすむほうが良いわけです。ただ、注意していても起きてしまう出来事に対する準備ですから、万一のケースに遭ったときを想定して冷静に、かつ十分な補償を考えたいところです。

損害賠償は1億円以上を!

 旅行保険というと病気やケガへの対処がまず頭に浮かぶものですが、損害賠償に対する補償はもっとも重要なひとつです。海外ではとくに欧米を中心に、過失による損害に賠償責任を厳しく求めてきます。日本も変わってきているとはいえ「わざとじゃないんだから……」と、過失への責任追求は比較的甘い国といえるでしょう。

 損害賠償保険金が支払われたケースは、病気やケガに比べると少ないですが、巨額の請求を受けることがあるのでしっかりとした準備が必要です。セットプランでも最近は損害賠償を1億円程度と設定しているものが主流になっているようです。
 クレジットカードの付帯保険では、損害賠償額が低いものが多いので確認しておきましょう。

病気やケガの治療費は十分に

 海外の医療費の高さはよく盲腸の手術・入院費用を例に比較され、日本では10万円ほどですむものがアメリカでは200万円以上かかるといわれています。海外ではどこでも日本より医療費は高額と考えて準備する必要があります。
 医療事情は国により、同じ国でも都市により大きく異なります。救急車が有料の国、治療に先立って保証金が必要なところ、色々あります。 別途生命保険に加入している人ならば、疾病死亡・傷害死亡よりも治療費関係の補償を重視するのが現実的な選択といえるでしょう。エコノミークラス症候群が注目され、SARSや新型インフルエンザ等が流行する場合もあり、ふだん病気とは縁のない人でもかかってしまう可能性もあります。渡航先の医療環境や状況も踏まえて補償額を決めましょう。
また一般的に、通常の歯科治療はカバーされないことにも留意しておく必要があります。


買い物旅行に携行品の補償は不可欠?

 
疾病・傷害治療に次いで保険金の支払いが多いのが携行品損害です。バッグやスーツケースを盗まれたりカメラが壊れたなど、身の回り品への損害補償です。ただし置引き、置忘れや紛失の場合は補償されません。
最近では限度額を選べるセットプランが登場しています。ショッピングが目的で海外へという人なら厚めに、そうでないならば最小限にというように、旅の目的に合わせて調整できます。
海外は総じて日本より盗難の危険度が高いです。最小限の補償はかけておくほうが良いでしょう。


渡航先が多い旅では寄託手荷物の補償も

 日本へ帰国したときならばともかく、渡航先で預けた荷物が遅れたときは非常に困ります。間違った飛行機に載せられた場合など、手元に戻るまで数日を要することもまれではありません。こうした場合に必要な日用品等を購入した費用を補償する寄託手荷物遅延補償は、とても実利的な補償といえます。
 
 荷物の搭載もコンピュータ化された時代に、考えにくい事故のように思えますがなぜかよく起こります。「東南アジアのA空港で、B航空会社からの乗り継ぎにはとくに注意!」などと、一部でいわれることがあったりします。
それはともかく、多くの国や地域を訪ねる旅行のとき、なかでもツアーではなく個人旅行をするときはこの補償に注目です。



海外旅行保険の選び方①クレジットカード付帯の保険

クレジットカードの保険


 海外で使えるクレジットカードの多くには、海外旅行保険があらかじめセットされています。特段の申し込みは不要で保険料は発生せず、旅行費用をそのカードで支払う必要もない場合も多く、とても便利です。


 このクレジットカードに付帯する海外旅行保険は便利な半面、補償項目や補償額で必ずしも十分とはいえないのも実情です。 海外旅行に行く人にはクレジットカードを所有している人も多いと思いますので、クレジットカード付帯保険をどうみるか、チェックポイントをまとめてみました。
 なおクレジットカード付帯保険は旅行期間が90日(あるいは3ヵ月)を超える場合は対象にならないのが原則です。

  

Check1あなたのカードに海外旅行保険は付帯しているか?

まずはカードに保険が付帯しているか確認してください。プラチナカードやゴールドカードなどのプレミアムカードはもちろん、レギュラーカードにも付帯しているケースがあります。また、航空券や空港までの交通機関など、一部でも当該カードを使うことが付帯の条件になっている場合もあるので注意しましょう。

Check2補償項目と補償額を確認する

次に補償される項目と補償額をしっかり確認します。一般的な項目と補償額は表のとおりですが、カードのランクによって補償額が異なる項目があります。表では一般的なクラスのカードの補償内容例を記載しています。

【表】

クレジットカード付帯保険の補償例

A社

B社

傷害死亡・後遺障害

3000万円

3000万円

傷害治療費用

50万円

100万円

疾病治療費用

50万円

100万円

疾病死亡

なし

なし

賠償責任

3000万円

2000万円

救援者費用

100万円

100万円

携行品損害

20万円

20万円

※いずれも標準クラスカードの場合で最高額。賠償責任や携行品損害には1000~3000円程度の免責がある。



Check3旅行と補償のバランスを考える

付帯保険の内容と旅行の目的や行程などを勘案して、補償が十分かどうか検討します。不足があれば保険の追加加入などを検討しましょう。

クレジットカード付帯保険でとくに慎重に検討すべき点として、次のようなことがあげられるでしょう。

● 傷害死亡・後遺障害の補償に比べて治療費補償が少額ではないか
  ・軽いケガならばともかく、入院や手術を伴う治療では不十分ではないか

● 病気死亡の補償は付いているか
  ・病気による死亡には補償がないケースが多い

● 賠償責任の補償額は十分か
  ・レギュラーカードの場合、付帯されている補償は2000~3000万円が主流であるが、この額で不安はないか

● 航空機寄託手荷物や航空機の遅延補償は付いているか

保険会社が販売する海外旅行保険には、さまざまなオプションがあります。それらをどう組み合わせれば、安全でコストパフォーマンスの高い補償が得られるかは、少々やっかいな見比べや計算が必要になるかもしれませんが、十分な補償を確保することを優先すべきでしょう。



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